30代になってから、クレンジングは
“メークを落とす作業”というより
一日の終わりに必ずやらなきゃいけない義務みたいな存在になっている。
若い頃は、
「ちゃんと落ちればOK」
「安くて、早くて、さっぱりすれば十分」
それで満足できていた。
でも今は違う。
仕事、家事、人間関係、
なんとなく溜まっていく疲れやストレス。
鏡を見るたびに気になる、
くすみ、乾燥、小さな違和感。
その状態で、
ただゴシゴシ落として、
つっぱって、
急いで次のスキンケアに進むだけのクレンジングを使うと、
「今日も自分を雑に扱ったな…」って、
心のどこかがチクッとする。
本当は、
クレンジングの時間くらい、
もう少し意味のあるものにしたい。
メークだけじゃなく、
今日一日分の疲れも一緒に手放せる感じ
洗い流したあと、
肌がほっとしている感覚
「ちゃんと自分を労われた」と思える満足感
30代になると、
スキンケアに求めるものが
“機能”だけじゃなくなる。
「落ちるかどうか」より、
「どう落ちるか」
「そのあと、肌も気持ちもどうなるか」
クレンジングが合わない日は、
その後どんなに高い化粧水や美容液を使っても、
どこか空回りしている感じがする。
逆に、
クレンジングが心地いい日って、
スキンケア全体がうまく回る。
30代の肌は正直で、
雑に扱えば、ちゃんとサインを出してくる。
でも同時に、
丁寧に向き合えば、
ちゃんと応えてくれる年齢でもある。
だから今は、
「落とすだけ」のクレンジングじゃ物足りない。
クレンジングに、
いたわり
余白
自分を取り戻す時間
そんなものを求めてしまう自分がいる。
メークを落とすだけの時間じゃなくて、
“今日の私を終わらせて、明日の私に切り替える時間”。
それが叶わないクレンジングには、
もう、少し飽きてしまった。